男性の育児休業

男性が育児休業を伝えるタイミング

今回の記事は下記のような方へ向けています。

・どのようなタイミングで上司に伝えればよいのかわからない

断られるのではないかと心配

 

私は育児休業の取得意思を“妊娠検査薬で陽性が出た”タイミングで上司に伝えました。

 

育児休業を取得したくても、なかなか言い出せない方は多いのではないでしょうか。

「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」と答えた男性は33.7%

ワークライフバランス&多様性推進・研究プロジェクトの2019年度 第2回研究会「男性の子育て参加の現状と課題」の20ページ目より引用

育児休業法により、取得条件を満たした労働者であれば企業は断ることが出来ません。

しかし、担当者が育児休業法を熟知しておらず、断わられる場合があります。

今回の記事では育児休業法体験談断られたときの対応などをまとめて紹介します。

あなたが育児休業を伝える前に読んでください。

男性が育児休業を会社に伝えるタイミング[目次]

妊娠検査薬で陽性が出たら育児休業の意思を伝える

私は妊娠検査薬で陽性が出た時に育児休業の取得意思を伝えました。

「子供が出来たようです。生まれた時には育児休業を取得します。」と上司のデスクの前で伝えました。

安定期に入ってから報告をする方もいるようですが、取得の意思は出来るだけ早い方が良いです。

早い方が良い理由

・上司が業務調整をする時間が取れる

・育児休業を拒否されたとき、対応をする時間が取れる

出来るだけ早く育児休業の取得意思を伝えましょう。

育児休業の期間は出産予定日が分かった時点で伝える

育児休業の取得期間は出産予定日が分かった時点で伝えましょう。

出産予定日は妊婦健診の際に医師から教えてもらえます。

男性の育児休業開始日は基本的に出産予定日になります。

(出産予定日より早く子供が産まれた時を除く)

男性の育児休業開始日についての詳細はこちら

私は妊娠検査薬で陽性が出た時に取得意思を伝え、出産予定日が分かった時点で取得期間を伝えました。

私が3人の子供を育てた経験上、男性の育児休業の取得期間は4ヶ月をオススメしています。

大きな理由は子供が夜に7時間以上寝るようになってくれるからです。

(母乳のみの育児の場合、4ヶ月では夜に7時間以上寝てくれるようにはならないようです。このため、当てはまりません。)

男性の育児休業期間は4ヶ月がオススメの理由はこちら

私は育児休業の取得期間は1年間で申請し、4ヶ月ほどで復帰を考えていますと上司に伝えました。

育児休業の期間は育児休業中に短縮することができます。

育児休業の申し出期間

育児休業法により、育児休業の申し出は開始日より1ヶ月前に行う必要があります。

子が1歳に達するまでの育児休業については、労働者は、希望どおりの日から休業するためには、原則として育児休業を開始しようとする日の1か月前までに申し出ることが必要です。

育児・介護休業法のあらまし 34ページⅡ-6 育児休業の期間3-申出期限-[厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室)]より引用

この申し出とは、育児休業申請書の提出を1ヶ月前にする必要があることを指します。

申請書をスムーズに提出するためには、前もって業務調整が済んでいる状態にしなくてはなりません。

申し出(育児休業申請書等の提出)は1ヶ月前にする必要があります。

育児休業を取得できるか確認する

育児休業の取得を伝える前に、あなたが育児休業を取得できるか確認しましょう。

育児休業は国が定めた制度ですが取得できない場合があります。

取得できる条件は下記の4つです。

日々雇い入れられる者ではないこと

・育児休業の申請時、同一企業で1年以上雇用されていること

・育児休業申請日から1年以内に雇用関係が終了しないこと

1週間の労働日数が2日以下ではないこと

詳しい育児休業の取得条件はこちら

この4ケースの中で、1番気にしなければならないのは、「同一企業で1年以上雇用されていること」です。

この1年は入社日から育児休業の申請時を指します。

育児休業の申請は1ヶ月前までにすることになっています。

育児休業開始日から考えると、1年と1ヶ月以上になります。

この条件を満たしていれば、育児休業を取得することが出来ます。

「会社に制度がない」はよく聞くことですが、実際は「前例がなく、担当者が制度を知らない」のです。

あなたが育児休業の取得を伝える前に、取得できるか確認してみて下さい。

育児休業は断ることが出来ない

育児休業の申し出を企業は断ることが出来ません

事業主は、要件を満たした労働者の育児休業の申出を拒むことはできません

育児・介護休業法のあらまし 26ページ「Ⅱ-3 事業主の義務」[厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室)]より引用

育児休業法を知っている人であれば、育児休業を断ってきません。

このため、あなたが育児休業を説明できれば取得できる可能性があります。

育児休業の取得意思を伝える前に、育児休業法により企業は断ることが出来ないことを頭に入れておいてください。

育児休業の相談は応じる必要がある

事業主はあなたが育児休業の取得に対して、相談に応じ適切に対応する必要があります。

職場において、上司又は同僚による育児休業等の制度又は措置の申出・利用に関する言動により就業環境が害されること(以下「育児休業等に関するハラスメント」といいます。)を防止するため、事業主は、労働者からの相談に応じ、適切に対応するために必要な体制の整備その他の雇用管理上必要な措置を講じなければなりません。

育児・介護休業法のあらまし 87ページⅨ-8 育児休業等に関するハラスメントの防止措置[厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室)]より引用

つまり、育児休業を取得しないように圧力をかけてくること自体がハラスメントになります。

育児休業の取得意思を上司に伝える前に、ハラスメントの防止についても頭に入れておいてください。

育児休業を取得できないと言われた場合の対処

育児休業を取得できないと言われた場合の対処は4つあります。

育児休業を取得できないと言われたときの対処

・企業の相談窓口へ相談

労働局へ相談

弁護士へ相談

転職

オススメは労働局への相談と転職です。

労働局へ相談 |育児休業を断られたときの対応

育児休業が断られた場合、労働局へ相談しましょう。

企業は労働局から勧告を受けた場合、必要な処置を講ずる必要があります。

労働局の勧告に従わなかった場合は企業名の公表など、企業にとって不利益があります。

コロナウイルスの影響による自粛に従わなかったパチンコ店の店名の公表

また、労働局長は育児休業法の施行に関し、事業主に対して報告を求めることが出来ます。

この報告の求めに対して報告をしなかったり、虚偽の報告をした者は20万円以下の罰金となります。

特に育児休業を取得したいと思っている20代の方は大勢います。

育児休業を取得できないと知れ渡った企業は今後採用に困ってくるでしょう。

育児休業を断られた方は労働局へ相談しましょう。

あなたが住んでいる地域ではなく、職場の地域に相談してください。

労働局への相談はこちら

 

転職 |育児休業を断られたときの対応

転職後1年間は育児休業を取得できなくなりますが、転職が一番オススメです。

私は転職をしたおかげで育児休業を取得することが出来ました。

なぜなら、育児休業を拒んでくる会社では仕事と育児の両立が出来ないからです。

育児休業中に育児は終わりません。

仕事と育児の両立を考えるのであれば、家の近くの職場を探すなど、転職をオススメします。

家族のための転職についての詳細記事はこちら

育児休業中の対応案を提示する

育児休業中、あなたが抜けた場合の対応案を上司に提示しましょう。

私が育児休業を取得する際も私にしかできない仕事がありました。

そこで、育児休業に入る前に手順書を作成しました。

手順書を読むことで業務に携わったことがない方でも業務を進めることが出来るようになりました。

このことで、属人化を解消できるメリットがありました。

育児休業により、あなたが抜けても業務に支障がなるべく出ないようにすることが大切です。

自分なりの案を伝え、上司と相談してください。

育児休業が取得できないとあきらめることは簡単です。

しかし、どうやったら取得できるかを考えることがあなたにとっても、企業にとってもメリットになります。

育児休業を取得した場合の評価について確認をする

育児休業をはさんだ期間の評価はどうなるのか上司に確認を取りましょう。

育児休業をはさんだ期間の評価は育児休業法に明記されていません。

次のような場合が不利益取扱いに該当するか否かについては、制度の合理性、公平性を勘案して判断する必要があります

育児・介護休業法のあらまし 93ページ[厚生労働省 都道府県労働局雇用環境・均等部(室)]より引用

このため、育児休業をはさんだ期間の評価は企業が決めてよいことになっています。

育児休業法による評価の詳細はこちら

1週間だけの育児休業であっても、取得した年の評価がなくなる可能性もあります。

育児休業をはさんだ期間の評価はどうなるのか上司に確認を取りましょう。

男性が育児休業を伝えるタイミングまとめ

男性が育児休業を伝えるタイミング

妊娠検査薬で陽性が出たら育児休業の取得意思を伝える

・育児休業の取得期間は出産予定日が分かった時点で伝える

・育児休業開始日の1ヶ月前までに申し出をする必要がある

・企業に伝える前に育児休業を取得できるか確認する

・育児休業を断ることが出来ない

・育児休業の相談に応じる必要がある

・育児休業を取得できないと言われた場合は労働局に相談するか、転職を考える

・育児休業中の対応案を提示する

・育児休業を取得した場合の評価について確認をする

 

以上の事を頭に入れて、育児休業の取得意思を伝えて下さい。

また、育児休業を取得した他のブロガーさんたちは、後悔してから取得された方が多いです。

あなたが後悔しないよう、ぜひ他の男性のブログも読んでみて下さい。

育児休業を取得した男性のブログまとめはこちら

 

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