男性の育児休業

夫の育児休業期間は4ヶ月がオススメ

今回の記事は下記のような人へ向けています。

妻のために育児休業を取ろうと思っているが、どのくらいの期間取得したらいいかわからない。

また、下記のような人は当てはまりません。

完全母乳育児をしたい

母乳は消化が良く、8ヶ月経っても3時間毎に起きるという話を聞きました。

このため、完全母乳育児の場合は4ヶ月では足りません

 

子供が生まれた場合、男性が休む日数は7日以下が60%以上を占めています。

(ワーク・ライフ・バランス&多様性推進・研究プロジェクト2019年度男性の子育て参加の現状と課題についてより)

また、育児休業ではなく、有給休暇を使用しています。

(ワーク・ライフ・バランス&多様性推進・研究プロジェクト2019年度男性の子育て参加の現状と課題についてより)

つまり、ほとんどの女性は退院してから1人で育児をしていることになります。

奥さんが助けを必要としているのは退院後です。

女性の産後うつのピークが生後2週間から始まることからも、退院後に助けを必要としていることが分かります。

 

そこで、育児休業3ヶ月以上を3回以上取得した経験からすると、男性育児休業の日数は4ヶ月をオススメします。

 

オススメ理由の1つは子供が7時間以上寝てくれるようになるからです。

新生児を育てる中で、大変なことは夜に眠れない事です。

しかし、二人で育児と家事を分担すれば、睡眠時間を確保することが出来ます。

今回の記事は男性が取得する育児休業の期間から、育児休業給付金生活の実情まで紹介します。

あなたの育児休業の期間だけでなく、育児休業中の不安を取り除くために読んでみて下さい。

夫の育児休業期間は4ヶ月がオススメ

夫の育児休業期間は4ヶ月がオススメ

1.男性が取得できる育児休業の期間

2.男性の育児休業開始日

3.育児休業を取得できる条件

4.育児休業の期間は4ヶ月がオススメの理由4点

5.4月に保育園へ預けられるなら、4ヶ月でなくても良い

6.4ヶ月以上育児休業を取得する場合は半育休もアリ

7.うまくいく育児休業中の育児・家事の分担

8.育児休業中の収入と支出

9.育児休業を取ろうか悩んでいる男性へ

10.まとめ

1.男性が取得できる育児休業の期間

男性が取得できる育児休業の期間は1年間です。

また、育児休業の取得に男女の差はありません

保育園に入園できなかった場合には延長出来ます。

延長は1歳6ヶ月まで、2歳までと2回に分けて申請します。

男性が取得できる育児休業の期間についてはこちらの記事で法律を元に説明しています。

・男性が取得できる育児休業の期間は1年間

・育児休業の取得に男女の差は無い

2.男性の育児休業開始日

男性の育児休業開始日は下記のいずれかになります。

育児休業開始日の詳しい記事はこちらを参照してください。

1.出生日(出産予定日より早く生まれた場合)

2.出産予定日(出産日以降に生まれた場合)

3.手術日無痛分娩など手術日が決まっている場合)

4.出生日以降の指定日里帰り出産などの場合)

里帰り出産にて1ヶ月実家くらしをする場合でも、2ヶ月目~4ヶ月目までは育児休業を取得することをオススメします。

里帰り出産でも育児休業を取得する理由はこちら

3.育児休業を取得できる条件

育児休業を取得できる条件は下記になります。

育児休業取得条件については別記事で法律を元に解説しています。

期間を定めず雇用される者

日々雇い入れられる者ではないこと

・育児休業の申請時、同一企業で1年以上雇用されていること

・育児休業申請日から1年以内に雇用関係が終了しないこと

1週間の労働日数が2日以下ではないこと

期間を定めて雇用される者

・同一の事業主に引き続き1年以上雇用されていること

・子が1歳6か月に達する日までに、労働契約の期間が満了することが明らかでないこと

4.育児休業の期間は4ヶ月がオススメの理由4点

4.1.夜に寝られるようになる |育児休業オススメ期間の理由

ミルクの回数は1ヶ月では1日8回ありますが、4ヶ月くらいになると1日5回になります。

1日5回になると7時間ほどの時間ができ、まとまった睡眠時間が取れるようになります。

時間 1ヶ月目 4ヶ月目
6:00 ミルク ミルク
7:00    
8:00    
9:00 ミルク  
10:00   ミルク
11:00    
12:00 ミルク  
13:00    
14:00   ミルク
15:00 ミルク  
16:00    
17:00    
18:00 ミルク ミルク
19:00    
20:00    
21:00 ミルク  
22:00   ミルク
23:00   睡眠
0:00 ミルク 睡眠
1:00   睡眠
2:00   睡眠
3:00 ミルク 睡眠
4:00   睡眠
5:00   睡眠

3人の娘を育てた経験上4ヶ月ほど経てば子供は夜に寝てくれるようになります。

新生児を育てる上で1番辛いことは夜に眠れない事です

親の睡眠時間が7時間以上とれるようになる4ヶ月まで育児休業をとることがオススメです。

完全母乳育児の場合は4ヶ月では足りません。

母乳は消化が良く、8ヶ月経っても3時間毎に起きるという話を聞きました。

母乳には母乳の良さがあり、ミルクにはミルクの良さがあります。

奥さんの意見を尊重し、どのように子育てしていくか話し合ってください

4.2.リフレッシュできる |育児休業オススメ期間の理由

4ヶ月目ではリフレッシュする時間をとることが大切だと思います。

なぜなら、夫婦で育児休業をとっていたとしても、4ヶ月未満では自分の時間がほとんどないからです。

リフレッシュするために、まず美容院へ行くことをオススメします。

私は長時間の抱っこで肩こりがひどかったので、整骨院にも行きました。

「育児休業中に休んでもいいの?」と引け目を感じることもありましたが、今では休んでよかったと思っています。

なぜなら子供が生まれて以降、自分の自由時間がほとんどないからです。

私の1日の自由時間は、多くて2時間です。

子供を21:00に寝かせたとしても、その後の家事を終わらせると22:00頃になるからです。

これは家事を夫婦で行った場合で、1人でやると自由時間が1時間未満の時もあります。

子供が22:00に寝るときもあるので、その時も自由時間は1時間程度です。

 

育児でストレスがたまる理由の1つは「自分の時間が無いこと」だと思っています。

「自分の時間」があるから「自分の人生」が楽しい

4ヶ月目ではリフレッシュをしましょう。

4.3.仕事ができる生活リズムに戻す |育児休業オススメ期間の理由

仕事で良いパフォーマンスを出すには、7時間以上の睡眠時間があると良いです。

なので、4ヶ月になり、子供が夜に7時間ほど寝てくれるようになったら、仕事ができる生活リズムに戻しましょう。

睡眠が十分にとれないと、仕事がうまく進められません。

私がブラック企業に勤めていた頃

ブラック企業に勤めていた頃は睡眠時間が4~5時間ほどでした。

(この睡眠時間は育児休業の3ヶ月頃くらいだと思います。)

睡眠不足のせいで何度書類を見直しても誤字に気づかず、セルフチェックの意味がありませんでした。

そして、書類の誤字を上司に指摘され、修正するのに睡眠時間が削られるという悪循環が5年ほど続きました。

育児休業による生活リズムが戻せないせいで、仕事がうまくいかなくなるのは避けたいすよね。

なので、育児休業明けに100%の仕事ができるよう、しっかり休みましょう。

私は0時には寝て、7時に起きることを心がけました。

当たり前のような生活習慣ですが、4ヶ月頃にならないと出来ないと思います。

生活リズムを戻す時間を作るため、育児休業の期間は4ヶ月がオススメです。

4.4.有給休暇を5日分温存できる |育児休業オススメ期間の理由

0歳が受ける予防接種3回分と、乳児健診2回分を済ませることが出来るので、「有給休暇」を5日分残しておくことが出来ます。

予防接種や乳児健診がある日は保育園に預けることが出来なくなります。

よって、「有給休暇」を使用することになります。

しかし、0歳の時は病気をすることが多く、看護だけで「有給休暇」が足りなくなると思います。

私はスーちゃん(長女)とリンちゃん(次女)を0歳から保育園へ預けていましたが、どちらの時も「有給休暇」だけでは足りず、「子の看護休暇」を使用して欠勤にならずに済みました。

0歳が受ける予防接種は全部で16種類あり、同時接種しても4ヶ月以内に3回は有給休暇を使用することになります。

   :同時接種して1日かかる

   :同時接種して2日かかる

   :同時接種して3日かかる

 

また、0歳が受ける乳児健診は1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、9ヶ月の4回あります。

このうちの1ヶ月と3ヶ月を受けることになるので、2回分有給休暇を温存できます。

0歳が受ける予防接種3回分と、乳児健診2回分を済ませることが出来るので、「有給休暇」を5日分残しておくことが出来ます。

たった有給休暇5回分と思うかもしれませんが、子供の病気で有給休暇が毎年無くなっている私としては、とても大きいと思います。

5.4月に保育園へ預けられるなら、育児休業は4ヶ月未満がよい

保育園に預けやすいのは4月からです。

学校も4月から始まりますよね。

4月に5~10人数くらい募集していた保育園も、4月以降には募集人数が0~1人となり、預けるのは難しくなります

4ヶ月未満の子を保育園に預けて大丈夫?

と思う方もいるでしょうが、出生日によりタイミングが合った方はオススメです。

職場復帰が早くなります。

 

また、早めに保育園に預けるメリットもあります。

人見知りが始まっても保育園に預けやすいことです。

人見知りは生後6ヶ月目くらいから始まります。

ポケモンを交換したり逃がしたりするときは心が痛みません(約14年間にわたりポケモンの厳選をしたことで心がマヒしているのかもしれません)が、泣いている子供を保育園へ預けるときは心が痛みます。

子供が泣いていると保育士さんにも迷惑がかかるので、子供と保育士さん両方に申し訳なく思ってしまいますよね。

 

スーちゃん(長女)とリンちゃんは出生後3~4ヶ月目から保育園へ預けていますが、自粛期間以前は保育園に行きたくないと言ったことはありませんでした。

(新型コロナウイルスの影響で自粛生活が3ヶ月ほどあったので、再び保育園へ預けるときにしぶったり、泣くようになってしまいました。)

 

タイミングよく4月入園が出来れば、育児休業期間が短くて済みます。

出生日を計画するのは無理に近いですが、タイミングが合った人にはオススメです。

育児休業期間は4月1週目までとりましょう

保育園にはならし保育」が1週間程度あるからです。

「ならし保育」とは、子供を徐々に保育園に慣れさせる期間です。

4月1日が入園日だとしても、その日は親と一緒に保育園で1時間過ごして帰ってくるだけかと思います。

その後1週間かけて、保育園へ預けている時間をだんだん増やしていき、問題なければ2週目から通常通り預けられるようになると思います。

よって、4月入園の場合は「育児休業期間を4月1週目までとる」ことに注意しましょう。

私は「ならし保育」の存在を知らず、スーちゃん(長女)の時にあわてて育児休業期間を延長しました。

「ならし保育」忘れるべからずです。

6.4ヶ月以上育児休業を取得する場合は半育休もアリ

夫が4ヶ月で育児休業から復帰しても、奥さんが1年以上取る場合もあります。

この場合、奥さんに余裕があれば半育休を開始しても良いです。

半育休は育児休業中に仕事ができる制度です。

半育休についてはこちらの記事を参照してください。

7.うまくいく育児休業中の育児の分担

育児休業中の育児分担は下記がオススメです。

3日ほど夫婦で育児をし、慣れてきたら分担しましょう。

ミルク・オムツ替え・着替えのコツはこちら

長女が生まれた際の1ヶ月目の分担は下記になります。

育児休業中の家事育児の分担については別記事で細かく紹介しています。

2人で分担し、お互いの睡眠時間を確保することが大切です。

子供の声で起きてしまう事が辛いのであれば、寝る部屋を分けることもオススメです。

三女のルーちゃんが産まれた時、鳴き声で他の子も起きてしまったので、私とルーちゃんだけ別の部屋で寝ていました

8.育児休業中の収入と支出

私の家のケースでは、育児休業中赤字になりますが、生活に困るほどではありませんでした。

収支は下記になります。

細かい育児休業中の収入と支出はこちらの記事を参照ください。

私の家のケースでは月々2,340円の赤字になりました。

貯金を切り崩ながらの生活になりますが、4ヶ月は生活できました

9.育児休業をとろうか悩んでいる男性へ

職場が休みにくい雰囲気なんだよな

自分にしかできない仕事があるし

男性が育児休業をとった前例がないから言いにくい

と思っている人もいるでしょう。

 

男性が育児休業を取得しなかった理由をネガティブな理由とポジティブな理由でまとめてみました。

2018年度 厚生労働省調べ、複数回答あり

ネガティブな理由

・職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった 25.4%

・業務が繁忙で職場の人手が不足していた 27.8%

・自分にしかできない仕事や担当している仕事があった 19.5%

・昇給や昇格など、今後のキャリア形成に悪影響がありそうだと思った 9.1%

・収入を減らしたくなかった 15.5%

・会社で育児休業制度が整備されていなかった 27.5%

・職場の制度や手続きについて理解していなかった 7.8%

・配偶者や家族から、育児休業の取得に対して後押しがなかった、反対された 2.5%

 

ポジティブな理由

・育児休業を取得しなくても育児参加しやすい環境だった 8.4%

・配偶者や祖父母等、自分以外に育児を担う人がいた 10.3%

・保育所等に預けることが出来た 3.8%

 

やはり、ネガティブな内容がほとんどですね。

 

私は育児休業や時短勤務を経験しているので、仕事を周りに押し付けてしまったときの申し訳ない気持ちや、昇給できないもどかしさはわかります。

育児休業や時短勤務は「金銭面の不安」につながりますしね。

 

ほとんどの男性は仕事への責任感や金銭面の不安から「会社が一番、家族が二番」としてしまうと思います。

結婚前の私もそうでした。

深夜0時過ぎに帰宅し、朝6時過ぎには家を出ていました。

土日、祝日に出勤する日もありましたし、家に帰らない日もありました。

1ヶ月の労働時間は400時間くらいだったと思います。

労働時間が多いせいで体調を崩し、点滴を受けてまた出勤することも1度や2度ではありませんでした。

会社の上司からは「お前は体力がないなぁ」や、「ここより大変な会社はたくさんある」と言われていました。

働く中で、母ががんになり亡くなりました。

母が亡くなる日、医師から「今日は泊まりますか?」と聞かれました。

私は「仕事があるので帰ります。」と答えました。

家族がいることは当たり前で、仕事しか見えていなかったのです。

私は母が亡くなったことで、家族を大切にしようと思いました。

近年、女性の産後うつによる自殺が問題視されています。

10人に1人が産後うつになっているようです。

あなたの奥さんがいることは、当たり前ではありません。

あなたは仕事と奥さんどちらが大切ですか?

10.まとめ |夫の育児休業期間は4ヶ月がオススメ

まとめ

育児休業の期間は下記の4点により4ヶ月がオススメです。

 ・子供の睡眠時間が増え、夜に寝られるようになる

 ・リフレッシュをする必要がある

 ・仕事ができる生活リズムに戻す必要がある

 ・有給休暇を5日分温存できる

また、育児休業は後から伸ばしたり縮めたりできます

私は育児休業取得の際、1年間で申請し、4ヶ月くらいで復帰を考えていますと会社へ伝えました。

育児休業を取る期間は申請書に1年と書き、上司には4ヶ月で復帰したいと伝える。

育児休業の期間は育児休業中に申請することで、短くすることが出来る

 

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